受け継がれるべきもの
5月30日
今日は家の後ろの畑の隅の庭木で、以前より邪魔でしかないと感じていたものを思いっきりことごとく切った。さらに、体を動かすことで頭もクリアになったせいか、自身のその畑に合った“畝の作り方”のイメージが出来始めた。で、youtube動画を参考に新たに道具も二本そろえた。アメリカレーキと芝ジョレンと呼ばれるもの。
この芝ジョレン、以前除染作業(実はそんな仕事もしていたのです。私たち福島の人たちの多くは、原発事故に対して被害者があったりしましたが、不平だけ言って、懐手していていいのか、と当時、自分は考えたりしたものです)で使った経験があったのですが、自分はこの芝ジョレンがとても使い勝手がよく、(もちろん会社のものでしたが)気に入っていました。どうもその時の記憶が、今度の作業のイメージづくりをも助けてくれたようでした。(過去のすべてのことが、いろいろ実を結び始めた気がします)
それと、欠かせないのは農作業用ロープ。
上の写真は亡くなった母が使っていたもの。まだあったはずと思い少し探したらすぐに見つかった。懐かしさが込み上げてきて、泣きそうな気分になっていた。やはり代々受け継がれるものがあるというのは尊い。畑にしても、今の今まで放置したままほとんど顧みなかった自身が情けない。そして今回もう一つ必要だと感じて、上のものをひな形にして急遽作ってみた。
ちょっとヘンテコだが、まあまあ使えるはず。