不思議で面白い人
6月1日
今日はついに人参の種を少し蒔いた。人参づくりが続いていたので、読みかけていた「ニンジンの奇跡」の続きも読んでいた。そうそう、というより、昨日は農作業でへとへとになっていたので夕食にゆで卵を二個たべ、そして今朝手首のところがとてもかゆくなり、照明をつけて手首を見る。掻いたせいもあるだろうけど、赤くなって湿疹もできていた。枕元に置いておいたこの本の内容が気になって開いた。もしかして・・・と。
p72
ひじの裏やひざの裏など関節をまげる部分が赤くただれてくるのは、牛乳や肉、卵に含まれる化学物質が原因のようです。
「当たってる・・・」と思った。この人は自分を頼ってきたアトピーの女性に始まり、多くの人の健康相談をするようになったようですが、探求心の強い人らしく、その人たちの食生活を詳細に分析していき、経験知を深めていったようです。ふと昔読んだナイチンゲールの話を思い出しました。
ナイチンゲールの観察を積み上げた経験知には本当に驚かされます。是非一読を進めます。(とはいえ、看護師の資格のある人には、バイブル的存在でしょうから、やぶ蛇ですね)
…と、横道にそれましたが、この赤峰氏にも圧倒されるところがあります。ぐいと引き込み納得させてしまう…といった感覚。否、多少宗教的ですが、理屈として“基本的”と感じさせ、それで説得力があると言った方がいいのかもしれません。
しかし、それでもこの人の体験した数々のことは、やはり不思議です。毒の要素を消すために現れそれを消化して死んでゆく虫たち、不足しているミネラルを補うために現れる雑草群。まるで聖書に時々出てkる神秘的挿話のようだと思いました。それらを敏感に感じ取り、「循環の中に生かされる」というの恵みに感謝する宗教観。不思議で面白い人です。