onna-k-hibimo7964の日記

妄想と独り言のようなものから行動を起こす

この著者には見えているものは何か?

8月14日

以前、山城眞氏の「100人の一歩の科学ー経皮吸収による複合汚染」

 

 この本について少し書かせて頂いたのですが・・・中途で別の本、別の本と移っていたので、今頃になってようなく読み終えましたので、今日は久々のアップなのですが、その感想を少しだけ書かせていただきます。著者はもともと中学の理科の教師だったようですが、カバーを見てもわかるとおり、「ベストエコロジー」という名の会社の代表取締役です。そういうこともあってか、後半のほとんどがN社のコマーシャルのようになってしまっているのに、臆するところがありません。とはいえ、結構説得力があると思いました。でも実感が持てなかった「100人の一歩」の考え方が、6章を読んで、ようやくわかったような気がしました。・・・というか、この著者の「信念」でしょうか。ぼんやりとですが(自分が鈍いだけかもしれませんが)著者の石油を基盤とした人口の有機物質群に頭から疑問を投げかかるような形で論じてるように感じること、そのことが、ここではじめてわかったような気がしました。そして繰り返しますが、「100人の一歩」の考え方が。この著者には「その理屈が、もう論ずるまでもなく自明で、はっきりと見えている」そんな印象を持ちました。