「複合汚染」Ⅲ
6月8日
間違いがなければ、記事としては三度目。でもまだ300ページ。半分に過ぎませんが、このテーマは意外に歴史も長く、奥も深く、(これらは当然ですが)範囲も広いのです。この本自体、上巻は昭和50年4月です。もう40年以上にもなるのに、事情は何一つ変わってないと感じます。それで思い出すのが、阿部司氏の「食品の裏側」①、②
著者は②(2014年)の「はじめに」で①を出した2005年と比較して事情が変わるどころか“ますます深刻化している”と嘆いています。コンビニ問題もしかり。ありとあらゆる社会問題は、数十年、もめにもめても、根本的解決という方向には、ほどんど向いていきません。本当に悲しい限りです。