onna-k-hibimo7964の日記

妄想と独り言のようなものから行動を起こす

かりに人間にもそういうことがあっても・・・

6月22日

昨日より、やはり読まないでいては話にならないだろうと「沈黙の春」に取り掛かり始めました。

 

 レイチェル・カーソン女史。鋭すぎます。諸刃のカミソリの束を扱っているような感覚になりました。重くなりすぎて読めなくなるほどです。しかし、その書かれていることは、“決して忘れてはならない”、“いつも念頭に置いておかなければならない”というのは不動の事のように思います。慣れっこになっているように思えるのは、“慣らされてきた”だけなのだと思います。もしかしたら、耐性を持つ虫が現れるように、人間にもそういったことが、あるのかもしれません。しかし、それは気にしなくてもいいということとは、全く違う話であることは、読めば歴然としてくると思います。いい文化、いい世界を創ることを、ほんとにみんなで真剣に検討したいものです。そうでないと・・・レイチェル・カーソン女史が言うように“未来を担う子供たち”にも申し訳が立たないと思います。